栗落した

マダミスの感想や雑記blog

【ネタバレ有】南極地点X プレイ記

 

はてブロへ移行するための過去の自分のnoteからの転載記事になります)

 

南極地点Xを遊んできました!


GM、一緒に遊んでくれた第二班の皆さん、観戦してくれた方々ありがとうございました!

プレイ後に感想や行動意図を書いてみました。今回はゲーム中にプレイ記録を書けなかったため、すべて事後記録です。

 

 

 

以下より、『南極地点X』のネタバレが多分に含まれています。

今後『南極地点X』のゲームを視聴・プレイする方の閲覧は非推奨です。

閲覧したことでゲーム体験が損なわれたとしても責任は負いかねます。

 

 

 

⭐︎うにょうにょ医師記録⭐︎

 

【黒・進行想定】

①序盤

・黒想定
血液感染と手袋着用を強調することで、
・兵士
・研究者
・操縦士
の血液に触れた可能性を示唆して(もしくは誰かに話してもらうよう待って)うっすら黒塗りしていた。あとでこの3人のうちの1人を本線にする予定だった。

火炎放射器
いち早く手に入れて「3人が怪しいから私が隠していたい」と話して持ち続けようとも思っていた。

 

②薬等々が出てきた中盤

・黒想定
この辺りで兵士本線かなーくらい。
技術者がまだ研究者を黒目に見ていたのでそれをサポートはするものの、自分では発信しない方針でいた。
操縦士はなぜか白くなっていたので辞めた。

火炎放射器
先に入手されたので、もう自分で手に入れるのは諦めていた。

・目標
薬の作成・鍵入手によりヘリコプターでの帰還が第一目標のように話して、話を脱線させるきっかけにしていた。

 

③終盤

ノイズ撒き散らしをメインにしてた。

・治療薬を使う先は誰でもよかった
(私が飲んだ時のGMの表現だけ未知で怖かった)
兵士は既に発症していて、兵士・私は治療薬の効果がないと思っていたので。
また、ヘリで飛び立つために技術者に治療薬を使うのがいいかもという案を出すことでみんなの議論時間を割かせた。

・鍵は保持していたかった
ワンチャン鍵を持ち続けられたらいいなと思って、「感染度を確認してから最後の全体会議で渡します」と遅延していたけど、技術者が真っ白すぎたので速攻渡した。

火炎放射器も手に入れられたらラッキー程度
治療してもらってリスク下がったので、それなら兵士じゃなくて私が火炎放射器持つべきじゃないかと話せた。もらえればラッキー。

・投票後の気持ち
兵士が最多得票で本当に安心した。
明確な犯人決めの話題が挙がっておらず、各々の推理が裏で進んでいて私の可能性全然あると思ってたから怖かった。

・投票後の火炎放射器
少し不安だったけど、研究者が肉片から感染する可能性があるとこを発信したので安心した。
そこで「医師記録にも感染力の強さが書いてある」と同調したけど、研究者を焼却するのは嫌…という両方の意見を話してのんびりしてた。

・報告後の操縦士の選択
排水溝の下りは別途記載。

ヘリで帰りたかったけど強くは推さなかった。目標達成してるし、それに仲間になったメンバーが強いから基本お任せしてた。

その結果、アドリブ上手なお二人が脱出成功して最高のエンディング作り出してくれたから良かった!
私がそこにいてもあんな風に出来ないから、このシナリオの中で1番感動して楽しかったところだと思う。

 

【ついた嘘】

①シャワー室に来た兵士の嘘

「シャワー室で血を流してたら、シャワーカーテン越しに兵士の声が聞こえて、なにかどたばたと物音がしていた」

シャワー室が私の生物X変身の場かつ、兵士と何かが戦った場なのであったことをそのまま話して兵士に黒塗りする要素にした。

 

・シャワーカーテン
存在しないがそうすることで「兵士からは医師は見られていない」という説明になるかなと思った。


・「兵士の声が聞こえた」+シャワーカーテン
実際には兵士の姿は見ているのだが、医師からも見えていないことにして、兵士は実は生物Xと何かあったのではと思わせる要素にしたかった。

 

HO読んだ時点で兵士を味方というより90%仮想敵にしていたので「シャワー室に隠れていたら兵士がきてどたばたしていた」と話すのは決めていた。
シャワーカーテンとか声が聞こえたとかは即興の嘘。

これは技術者1人にしか話していないし、無駄に他の人に積極的に話すつもりはなかった。
シャワー室のカードが出てきた時に「技術者にシャワー室のことを話した」ということを全体会議でちらっと言って密談等で自分以外に説明させて情報を広めてもらうこと、自分にとって隠す情報でない意思表示の意図があった。

 

②「みんな初期値そんなに低いの?!」の嘘

試験薬で医者(感染度103。盤面上は+3程度)と研究者(感染度9)で私の方が高いと判定された時のもの。

そもそも試験薬使われたことに少し残念な感情があって、その感情は嘘じゃないので、その気持ちをめいいっぱい大きくして初期値を見誤ったことへの感情にすり替えた。

嘘をつくときは本当のことに数割の嘘を混ぜるのが1番気持ちも楽に自然に話せるから、今回突飛な嘘つく必要に迫られなかったこともあり嘘ついた自覚なく過ごせた。

 

【排水溝の話】

本部と通信をして戻ってきた操縦士が「排水溝の致死量の血ってなんだったんですか」と私に質問をしてきていた。

 

①実際にゲーム中に話したこと

「私がシャワールームで血を流した後に、兵士がどたばたしていてその時兵士もシャワールームで血を流したから致死量の血液があるのではないか。あのシャワールームで転んだのではなくて……」

回答時間が足りない!正直もう少し欲しかったけど、ここでどう答えてもエンディングに変化がないのでGM判断で短かったのかな。これがもし全体会議の時だったら確実にゴネて伸ばしていた。

ここでシャワールームでの私の嘘があまり効いていないか、広まっていないと思った。

 

②本当に話したかったこと

・シャワールームを私だけではなく兵士も使った
・私がシャワーカーテン越しに聞いたのは兵士と生物Xの乱闘
・その結果、兵士は教授のように頭がなくなりながらも異形として確立し大量の血液が出て洗い流した

これを話すために冒頭のシャワー室に来た兵士の嘘をついていた。
ただ「いつ医師がシャワールームを出て、兵士がシャワーを使ったのか」の説明は出来ていないので、話す時間が多ければ確実に詰む。

 

【もし自分が医師を攻めるなら】

①感染度を分配すると言っているのに、感染度の計算を一切していない矛盾
②感染度を分配すると言っているのに、最終盤面で自発的に感染カードを踏みにいかない
③排水溝の情報と兵士の傷の規模

 

今回の私の場合は①がクリティカルだった。本当になにも計算してなかった。自分のですら計算してないし、仮想感染度すら考えてなかった。そのことを発言してるんだけど、突っ込まれなくてよかった。

 

私がそこで攻められて何か嘘を言ったとしても、
・これまでのカード内容把握のプレイイングと人物像が噛み合っていない
・感染度って怖いものなのに、それを把握してないのは既に発症している証左
って言われたらKOだと思う。

 

感想戦: 表現について】

感想戦で議題にあがって難しいなーと思ったので、今後わたしのためにも自分の考えだけまとめておく。

 

・治療薬を飲んだ際の表現
治療薬を飲んだ際の「飲むとなんだか頭がすっきりしたような気がする」という表現があったため、飲んだ医師を白塗りしてしまって、それが結果的に不利になってしまったという話題になった。

 

きっと盤面上のカード説明で治療薬は発症者判定アイテムのように見えるのも原因だと思う。

こういう多義性のあるアイテムの説明がカードや配布GM資料に載っていないのは、PLもどう推理を進めればいいのか迷うし、GMも質問がきたときの対応や進行・補完が難しいと思う。

 

本当にすごく迷うけども、私はGMの表現のままにするか、みんなの話を受けて地の文を変えるなーと思った。

元々はGM資料に「飲んだ」しか表記がないところからGMが表現をアレンジしたらしいから、未プレイなのにPL目線に立ってて本当に凄いと思った。
「飲んだ」の表現だけだった時を想像すると、PL目線は成功なのか失敗なのか分からなくなって、逆に飲んだ人がただそれだけで黒くなってしまいそうだなーと確かに思った。

 

ただ犯人役でないみんなは違う表現の方が良かったみたいだから、
・「◯◯は治療薬を飲んだ。それが効果があったのかどうかは、飲んだ本人である〇〇の感覚でしかわかり得ない」
・「〇〇は治療薬を飲んだ。経口薬、飲み薬は効果が出るまでに時間がかかる。あなたたちは果たして薬の効果があったのかは今はわかり得ない」
とかにするかなあ。

 

今後わたしのGMの際にもカードや説明がどんな受け取り方ができるかや、シナリオの説明不備に対する補完がどれだけ必要か考えないといけないなと思った。