栗落した

マダミスの感想や雑記blog

【ネタバレ注意】ラズベリージャムプレイ記

はてブロへ移行するための過去の自分のnoteからの転載記事になります)


はじめてTRPGをやってきました、という書きかけの記事にラズベリージャムプレイ記を加えます。
初めてのTRPGの感想は当時のアーカイブ配信にすべて詰まっていると思うので文章として出力しません。
素敵な体験を何度もさせてもらってGMや他プレイヤーのみなさんに感謝です。

 

 


①初めてのキャラクター作り


TRPGは架空のキャラクターを作成しロールプレイをするものだということで、GMさんに教えてもらいながら作成しました。
中高生の時に友達のオタク達が集まってやっていたのはどうやらこのキャラクター作りだったらしい、ということで当時のオタク達に思いを馳せていました。

 

ダイスを振って、出た目でキャラクターのステータスが決めるのにびっくりしました。想像上の物語でも好き放題に産まれられないなんて。
今回の私のステータスはこうなりました。

 

「いあきゃら」よりスクリーンショット


ステータスは決まったため、キャラクターの職業を決めていくことになりました。GMさんより職業一覧とそれに対応した推奨取得スキルを紹介してもらいました。

 

Eduの値でスキル技量の幅や高さを変えられるため、13は平均値のようですが自由度が高いキャラクターにはならないなと思いました。また、Appも少し低めなのが悲しい部分です。

 

直前まで龍が如くの動画を見ていたので非常にヤクザもんをやりたかったのですが、Appも低くて平均値なヤクザもんはやりたくない思いから自分を納得させられるキャラクターを考えました。

「いあきゃら」よりスクリーンショット


老齢のシスターになることにしました。画像はStable Diffusionで出力しました


老齢ならばAppが多少低くても納得できるという些か失礼な思惑です。また、人同士のコミュニケーションで物語が作られるため、老齢キャラをいじめるなんて所業をする人はいないだろうという下卑た思惑もありました。

 

スキルですが「隠す」「隠れる」「目星」に中等量ポイントを振り、「言いくるめ」「信用」「説得」に多量のポイントを振りました。
これは戦争から生き残ったシスターならばこのくらいスキルがあってもいいだろうと思って振りました。

持ち物を持ち込めるということで「ロザリオ」「ミニ聖書」を持ち込みました。つまりカトリックのシスターです。

 

トンネルに迷い込んだきっかけも考えて欲しい、ということで軽く設定を固めていあきゃらのメモに残しました。

戦争から生き残った修道女のSr.さきはる。町のはずれに新しい教会が建てられ、そこで修道女や子供たちが困っていると聞く。その教会の支援のため向かうが、山中の廃トンネルに迷い込んでしまった。老齢のさきはるはトンネルの怪奇現象の噂をよく聞いていなかったので、なにも知らないままそのトンネルの奥まで進んでいくのだった。

と、ここまでが『トンネルの怪』の時の記録です。

 

その後、アイコンのイラストをさきほどのものを元にGPT4で出力し直して以下になりました。


ラズベリージャムがホラー系シナリオということで、口元が見えないようにしました。口元がどんな形をしているか想像の幅があっていいですし、お茶目な印象もあってかわいいです。

 


以下から『ラズベリージャム』のネタバレを含むプレイ記録になります。

 

 


以下より、『ラズベリージャム』のネタバレが多分に含まれています。

今後『ラズベリージャム』のゲームを視聴・プレイする方の閲覧は非推奨です。

閲覧したことでゲーム体験が損なわれたとしても責任は負いかねます。

 

 

 

ラズベリージャムの本編


石碑。黄金の世界。密室殺人。死体が動く。


これ『うみねこのなく頃に』か?!という既視感を抱えたままシナリオを最後までプレイしましたが、うみねこと同じトリックではなかったのでそわそわしただけになってしまいました。
そわそわについては『うみねこ』のネタバレを込みで別の章で記載します。

 

私たちのチームのんびり系キャラ3人だと思っているんですけど、展開がいつもなぜかヘンテコでサイコになってくのが好きです。
冒頭からパンチで扉を開ける!とか!前回もそうでしたが、今回は特にパンチの使い所が変でおもしろい。捌けるGMさんすごい。ほんとに。
他にはGMさんが指摘していましたが、ホラーなのに全然SAN値が減らない!サイコチーム!というのもチームらしさを感じましたね。

 

みんなそれぞれ何かしらの責任感を負って、やばめな場所を自ら調べにいくのも優しいなあと感じました。私は途中SAN値やばかったのでチキって「誰か調べてくれ…」と思っていました。

 

冒頭のパンチもそうですが、途中でおばあちゃんの背後に隠れるっていうのも前回の『トンネルの怪』とは逆パターンでにやっとしましたね。前回の話や展開を踏まえていてくれて、このメンバーでしかできない物語なんだなっていうのを細かに感じられて嬉しいです。

 

謎解きは9割携わっていませんでした!
色々な卓で話しているのですが推理苦手なんです。私が生きて帰ってこられた(1度死んでるけど)のは2人のおかげです。感謝。

 

今まで遊んできたTRPGが特殊なのかは分かりませんが、マダミスと違ってプレイヤーに隠し事がないのでその場その場でみんなで協力して話したり笑ったりできて伸び伸びできていいなーと思いました!


この伸び伸びとした自由な雰囲気を楽しめるのは、GMさんのおかげですね。個々のプレイヤーへの理解とシナリオへの深い洞察がなければ、このようにスムーズな進行は難しいでしょう。
プレイヤーの特徴を捉え、それを物語に織り交ぜることで、このメンバーでしか作り出せない物語になります。この唯一性はGMの力に大きく依存しています。これはマダミスにも言えることですが、GMの役割は単にルールを運用することに留まらない、というのを再認識しました。

 

また機会があれば、TRPGやってみたいです!

 

 

以下より、『うみねこのなく頃に』のネタバレが多分に含まれています。

また、筆者はアニメ視聴済み・ゲーム本編の流れと謎は知っている程度です。

今後『うみねこのなく頃に』のゲーム・アニメ・漫画類を視聴・プレイする方の閲覧は非推奨です。

閲覧したことで作品への体験が損なわれたとしても責任は負いかねます。

 

 

 

うみねこと既視感


うみねこのようなワードが出てきてしまったので、そこでまあまあ思考ロックしてしまいました。


そのため死体が歩いて動いたり、目が開いたりするのは幻想表現に類するものではないか?と思ってしまいました。そのため「これは夢の中ではないか?」という推理に初めは至りました。

その後も子供が死ぬ前に他の子供を殺し回ってから殺された、というのも話しましたね。これもうみねこで殺人が連続したところで、1人による連続殺人に見せかけて……というトリックのがあったのを思い出したからです。

 

また、うみねこでは死体が死んでいなくて動いていることもあるので、首なしの死体に真紅の女王が乗り移って操ってるのでは?とすら思っていました。これは流石に突飛かと思って言いませんでした。

 

途中でヒントとして碑文の謎について「出題者の意図を汲み取る」とあり、あまりにもうみねこと揃いすぎていて「愛だ!愛がないと真実は視えない!」と叫びたくなりました。
まさに、愛でしたね。子供が私たちに気づいて欲しくていろんな証拠を散りばめてくれていました。それにきづかず、ひたすら「わかんね」という老害ロールプレイになってしまいました。愛がない。